第5回権利擁護事例検討会を開催しました(R5.10.19)

今回は、会場に14名、Zoomに21名、併せて35名の方に参加頂きました。

今回の事例は、「家族それぞれの意思決定支援」というテーマで、本人、子3人 それぞれが支援を必要としている中、他機関とどのような制度を活用しながら支えていけばよいか、皆さんで話し合って頂きました。

まず、世帯の課題を世帯員それぞれの方についての課題として考え、課題抽出を行いました。その後、その課題をどう解決したらよいか意見交換がなされました。高齢の本人、障がいのある子供さんについては、本人らの状態や意思によって、適切なサービスや居所の検討が必要であろう。ただ、潜在的な大きな課題として、本人と障がいのある子が世帯から抜けてしまったとき、残された子2人がどのように生活送るのかがより大きな問題ではないか、との意見に対し様々な提案が出されました。子2人での生活をいかにイメージしてもらえるのか、さらには就労に向けたアイディアもたくさん出され、大いに盛り上がりました。参集型での良さが発揮された勉強会となりました。
活発な意見交換のおかげで、時間が押してしまい、弁護士のミニ講座は次回へと持ち越しとなりました。申し訳ありません。

また、コロナ禍により、この検討会をハイブリッド開催しておりましたが、次回より一旦zoom配信は休止し、参集型のみの開催とさせていただきます。この件につき、ご意見がありましたらまたご連絡下さい。