第2回権利擁護事例検討会を開催しました(R4.5.19)

令和4年5月21日、令和4年度第2回権利擁護事例検討会を開催致しました。
会場とZoomのハイブリッド形式での開催となりましたが、会場に7名、Zoomに39名、併せて46名の方に参加頂きました。
一つ目の事例では、本人の相続放棄が他の相続人にどのような影響を与えるのか、二つ目の事例では、本人を支える支援者の役割分担と、そのうえで成年後見制度の利用検討を行いました。

弁護士によるミニ解説においては、「自己破産のメリットデメリット」について説明していただきました。コロナの特例貸し付けの返済が始まることにより、自己破産の申し立てが増加することが予想されており、今回のミニ講座の題材となりました。講義では、破産の定義から手続きの流れ、そして自己破産しても免責されない債務などの説明がありました。自己破産をするかしないかは別にして、本人が早め早めに誰かに相談し、その相談が専門職につながる関係作りが大切ですね。

次回は6月16日() 16:00からの開催となります。