第4回権利擁護事例検討会を開催しました。(R4.7.21)

令和4年7月21日、令和4年度第4回権利擁護事例検討会を開催致しました。
会場とZoomのハイブリッド形式での開催となりましたが、会場に6名、Zoomに36名、併せて42名の方に参加頂きました。
一つ目の事例では、支援を拒否する方にどのように関わるか。二つ目の事例では、死後事務を本人の理解を得ながら生前にどうすすめるかを考えてみました。本人の生命や健康を害したり、他人に著しく迷惑をかけていない場合、支援者の困りごとよりも本人の自由意思を尊重するのが基本ではないかとの助言を頂いた上で、その場合の支援者によるかかわり方について、参加者からいろいろ意見が出されました。

弁護士によるミニ解説においては、「契約をするために必要な能力があるかどうかの判断」について説明していただきました。「意思能力」・「行為能力」といった用語の定義から始まり、意思能力があるか不安な方が契約を締結する際の注意点について説明を頂きました。支援をしている方が契約を締結する際、契約内容に加え、契約締結能力があるかという点にも注意を払いたいですね。

次回は8月18日(木) 16:00からの開催となります。