第2回権利擁護事例検討会を開催しました(R5.7.20)
今回は、会場に10名、Zoomに22名、併せて32名の方に参加頂きました。
今回の事例は、「希死念慮が強くなってきた要支援者」という題目で、支援者自身が、どう支援したら良いのか悩んでいるケースについて話し合いました。まず、現在の課題は何なのか、また将来のために今何をすれば良いのか。という視点で検討しました。
支援の方向性を考えるに先立ち、まずは支援者が顔合わせをする機会を持つことで、チームとして同じ方向を向き、チームで支援していく事ができるのではないか。さらに、本人や家族との関わりを通じて、当事者の意志を尊重しながら支援していく事の大切さなども意見が出されました。普段関わりが少ない多職種で意見交換する事の大切さを改めて感じた事例検討会でした。参加頂いた方々、ありがとうございました。
弁護士によるミニ解説においては、「養子縁組」をテーマにおはなしいただきました。養子縁組にも「普通養子縁組」と「特別養子縁組」があり、それぞれの要件や効果についての説明がありました。特に、相続においてさまざまな影響があることがわかりました。当事者も知らない場合も多いと思われますので、もし困られている方がおられましたら、海部南部権利擁護センターや社会福祉協議会が開催している法律相談をご利用ください。
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