1.「SDGs」って聞いたことありますか?

2015年に国連で採択された「2030年までの達成をめざす17の目標」SDGs(エス・ディ・ジーズ)は、持続できるというSustainable(サスティナブル)のS
開発というDevelopment(ディベロップメント)のD
目標であるGoalの複数形Goals(ゴールズ)のGとsの略語であり、日本語訳として「持続可能な開発目標」とされています。

日本では、2016年「持続可能な開発目標実施指針」が策定されました。
当センターは、権利擁護がSDGsの推進につながるものと考えました。

 

2.海部南部権利擁護センターの取り組み

SDGsのキーワード「誰一人取り残さない
~ 多様性を認める、排除しない ~

人間社会は互いに助け合うから持続する

私たちがすぐにできること
「相手に寄り添う」「相手の話をしっかりと聞く」

どれだけ忙しくても、必ず耳を傾け、その人の存在そのものを認め、ゆっくりとおおらかに暮らせる地域づくりをめざします。

 

3.切れ目ない権利擁護の推進
(目標3.10.11.16.17)

(1)相談体制の充実
・相談体制の充実
・断らない相談・支援体制の構築
(2)人権を尊重する社会の形成
・人権意識の啓発
・高齢者や障がい者の権利擁護
(3)成年後見制度等の推進
・成年後見制度の広報・周知
・意思決定支援の啓発

 

4.具体的な取り組み

 取組・

活動内容

SDGsの根本は「誰一人取り残さない」ということです。そして、そのキーワードは、多様性を認める、排除しないということです。人間社会は、互いに助け合うから持続するのであって、相互扶助だから、成り立つと考えています。
一人も取り残さないための第1歩は、「相手に寄り添う」、そして「相手の話をしっかりと聞く」ことだと思います。しかし、実際は、誰もが忙しく、話を聞いてもらいたくても、「また今度」と言われたり、時間を区切られたりして、じっくり聞いてもらうことが難しいことが増えているようにみえます。
海部南部権利擁護センターでは、仕事や業務などに追われて忙しくても、話を聞く側の価値観ではなく、必ず耳を傾け、その人の存在そのものを認め、おおらかに暮らせる地域づくりを目指しています。
目指す
ゴール

取組・活動内容と
ゴールとの関係

目標
経済 3 相談体制の充実 窓口相談、電話相談、巡回相談、弁護士相談の体制に加え、アウトリーチ型の訪問相談の実施 1回/月
(2025年度まで毎年)
社会 10、16 人権を尊重する社会の形成
(高齢者や障がい者の権利擁護)
地域の各支援者(事業者)及び行政、専門職向けに権利擁護勉強会の実施 1回/月
(2025年度まで毎年)
虐待対応の研修会 1回/年
(2025年度まで毎年)
環境 11、17 成年後見制度の推進 地域住民のための成年後見制度勉強会の実施 3回/年
(2025年度まで毎年)