福祉職のための成年後見制度研修会 「成年後見制度の基礎のきそ」を開催しました。(R6.11.1)
11月1日(金)十四山支所2階で、福祉職のための成年後見制度研修会を行いました。海部南部権利擁護センターの職員が講師となって、成年後見制度の基礎から、なるべくわかりやすいように解説いたしました。今回は、15名の方に参加していただきました。短い時間でしたが、みなさん、真剣に取り組んでいただきました。
一部ですが、参加された方の感想を少しご紹介します。
・制度のことセンターのことも説明していただき、大変わかりやすかった。機会があれば、相談したい。
・成年後見制度を説明するとき、デメリットも説明することも大切である事を知った。制度を本人や家族に説明する前に、センターに相談する必要があると感じた。
・成年後見制度のステップアップ研修をお願いします。
・本人情報シートの書き方についての研修をして欲しい。
・日常生活支事業から成年後見制度へ移行した事例を紹介して欲しい。
また、下記のような質問も頂きましたので、回答させていただきます。
Q1:後見人が途中で変更になることはありえますか?
A1:成年後見人等の辞任に正当な理由のある場合(被後見人等の転居による物理的な距離の発生等)、また解任事由にあたる場合(成年後見人等の非行や能力の低下等)などに、途中での変更はあり得ます。
Q2:内縁の妻、事実婚は、申し立てができますか?
A2:現行法上は難しいと思われます。
Q3:どのタイミングで相談したらいいのかどうかわからない。
A3:成年後見制度が必要かどうかを検討するタイミングという時自体の判断が難しいかと思われますので、この人もしかしたら必要になるかもといった、なるべく早い段階から支援チームに加えていただき、一緒に考えていけたらと思います。
今後も研修会を行ってまいりますので、みなさんのご参加をお待ちしております。随時、相談を行っていますので、お気軽にお問合せ下さい。