第12回権利擁護事例検討会を開催しました(R4.3.17)
令和4年3月17日、令和3年度第12回権利擁護事例検討会を開催致しました。
会場とZoomのハイブリッド形式での開催となりましたが、会場に2名、Zoomに39名、併せて41名の方に参加頂きました。
事例を考える中で、意思表明が困難な方との意思疎通について、意思決定支援の観点より、場所、時間、雰囲気、ツール等の方法論からの助言がありました。また、ケアマネジャーからの重層的支援についての問題提起に関して、他職種連携によるチーム支援の必要性を実感しました。一人ひとりが困ったことを相談する人や機関を少しでも持っていれば、それを繋いでいくことで解決につながることも多いですね。
弁護士によるミニ解説においては、「成年年齢の引き下げに伴う諸制度の変化」を題とし、18歳、19歳の人が成年となることによる様々な法的変化について説明をしてもらいました。権利には責任を伴うものも多く、新成人がどのように対応していくのか注視していく必要を感じました。
今回は発表者のお二人もzoomでの参加となり、1年かけオンラインでの研修会がスムーズに開催できるようになってきました。今後は双方向性をさらに充実させるため、活発な意見交換をオンラインでどう行うか、皆様の協力を得ながら試行錯誤していきたいと思います。
次回は4月21日(木) 16:00からの開催となります。
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