第6回権利擁護事例検討会を開催しました。(R4.9.15)

令和4年9月15日、令和4年度第6回権利擁護事例検討会を開催致しました。
会場とZoomのハイブリッド形式での開催となりましたが、会場に6名、Zoomに32名、併せて38名の方に参加頂きました。

一つ目の事例では、医療過誤のトラブルに対しどのように対応するかというケースでした。この問題に対し、医療機関がどのように対応するのかを病院関係者に説明を頂き、その後弁護士からも助言を頂きました。いきなり感情的な対応をするのではなく、冷静に事実確認を含め医療機関と相談し、必要に応じて弁護士の助言を受けることがよいのではと感じました。その際も本人が一人で対応するのが難しければ、必要に応じて関係者が支援する必要性もあると思われます。病院関係者や包括の方など、参考になる意見を提示していただきありがたく思いました。

弁護士によるミニ解説においては、「責任能力と判断能力」について説明していただきました。意思能力や行為能力といった用語を含め、わかりにくい法律用語を整理していただきました。次回は、責任能力の有無を具体的な事例の中で解説していただこうと思っています。

次回は10月20日(木) 16:00からの開催となります。