第1回権利擁護事例検討会を開催しました(R4.4.21)

令和4年4月21日、令和4年度第1回権利擁護事例検討会を開催致しました。
会場とZoomのハイブリッド形式での開催となりましたが、会場に6名、Zoomに39名、併せて45名の方に参加頂きました。
一つ目の事例では、生活保護受給のための要件等から、申請のタイミングがポイントとなりました。二つ目の事例では、金銭管理が必要な場合、成年後見制度と日常生活自立支援事業のどちらが適切かということがポイントでした。金銭管理が問題となる場合、成年後見制度と日常生活自立支援事業だけでなく、他の選択肢も含めて専門職を含めたチームで検討していく必要を感じました。

弁護士によるミニ解説においては、「過去の債務について督促が来た際の対応」について説明していただきました。「最後通告」等ものものしい郵送物が送られてくると焦ってしまいますが、適切に対応すれば不利益を被ることはないため、落ち着いて行動したいですね。ご本人から、こういうものが届いたんだけど、と相談してくれる関係構築も大切だと思います。いずれにしても、焦って対応しないよう、困ったことがございましたら、気軽に海部南部権利擁護センターまでご相談ください。

次回は5月19日() 16:00からの開催となります。