第5回権利擁護事例検討会を開催しました(R6.8.15)
毎月第三木曜日に開催している権利擁護事例検討会について、先日はアンケートにご協力いただきありがとうございました。
アンケートの結果を踏まえ、さらなる活発な意見交換、参加者のニーズにお応えできるよう、
形式を下記のように変更したいと考えています。
今まで、事例検討会(30分)の後に金澤弁護士のミニ講座(30分)という内容でしたが、
まずミニ講座を行って、その内容に対して意見交換、質疑応答、
まずミニ講座を行って、その内容に対して意見交換、質疑応答、
それに付随する事例をお持ちの方にお話しいただくという流れとなります。
もちろん、検討してほしい事例がある場合は、事例検討を優先して行います。
今後も是非ご参加くださいますよう、お願いいたします。
今回のミニ講座では「交通事故」をテーマに、金澤弁護士より解説をして頂きました。
まず、交通事故の加害者になってしまったら、どのような責任を負うのか、ということについて行政責任、刑事責任・民事責任について詳しく解説をしていただきました。
そして最後に、高齢者が交通事故を起こした時に家族が負う責任についてお話しいただきました。
高齢者本人が負うべき刑事責任及び行政責任について、家族がこれを負うということはまずないそうですが、
民事責任については、家族が高齢者本人に代わって責任を負うことがあり得るのだそうです。
また、支援者からも、認知症高齢者の自動車運転に関し責任を問われる可能性についても質問がありました。
担当する方が交通事故に遭ったケースに関して、過失割合や健康保険の使用といった保険会社の対応について、その裏側を説明していただく事もあり、テーマを事例に絡めて検討することも出来、有意義な事例検討会となりました。
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